小論文が書けない負のループ
課題文、資料を正しく読むことができない
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設問の要求や指示を正しく理解することができない
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課題文が読めていない+設問を理解していないから、適切な論点を設定できない
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論点を設定できないから、まともな構成ができない
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論点も設定できず、構成も考えられないから、的外れな主張をすることになる
(または、そもそも自分の主張を考えることができない)
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的外れな主張に基づいて、明後日の方向の議論が展開される
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不合格
まともな小論文対策をしていないと、みんな本当に綺麗に以上の負のループがキマります。最終的に「あまりにひどすぎて、間違ってすらいない」(ヴォルフガング・パウリ)答案が完成します。
負のループから脱却するために
以上の負のループにおける各段階を一つ一つ矯正していかなくてはなりません。したがって、小論文を書けるようになるためには、以下のようにレベルアップしていく必要があります。
①課題文、資料を正確に読む
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②設問の要求や指示を正しく理解する
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➂適切な論点を設定する
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④論点に対して、適切な構成を考える
⑤論点、構成にしたがって、適切な主張を行う
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⑥主張に基づいて、適切な理由・根拠や具体例を展開し、論理的な展開を示す
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合格
こうした矯正作業には時間がかかります。特に、上記においてもそもそも課題文が読めないというのは小論文以前の問題であり、文章読解の方法から指導をしていく必要があります。また、設問の意味を正しく理解できなかったり、誤読したり、意味を取り違える人も多く、この点を直していくのも一苦労です。だから、これまでも
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
申し上げてきておりますが、はやめに対策を開始しましょう。小論文対策は一人ではできません。適切な指導者のもとで、はやく対策を開始いたしましょう。