潜龍舎 / 総合型選抜・学校推薦型選抜対策専門塾

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「そもそも活動実績が積み上げられていないのはなぜなのか」【総合型選抜・学校推薦型選抜】

senryusha.hatenablog.com

 

・活動実績といえる実績や活動がありません。高3生になってから総合型選抜・学校推薦型選抜の準備をすることはできますか。

・学校の先生から総合型選抜を勧められたものの、活動実績はゆるい部活とボランティアをちょっとしただけです。このような状態で、総合型選抜を受けることはできるのでしょうか。

もう少し、根本的に考えてみたい。高校3年生になった段階で、総合型選抜・学校推薦型選抜を受けてみようかと考えたときに、多くの高校生が大学の要求する活動実績を積み上げられていない事態があり、相談が殺到するのはなぜなのだろうか。答えは簡単だ。活動実績がない原因は、その受験生に「志」がないからだ。

 

「志」については以下の記事をご参照ください。

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自分の「志」や将来の志望、さらに「志」に即した強烈な興味・関心が言葉の真の意味において「本当にある」ならば、人は自然とおのずから行動を起こす。本来的にはその行動が活動実績として積みあがっていくものであり、あるいはそうした行動を継続することによって自身の「志」が見定められ、固められていく。実際に総合型選抜・学校推薦型選抜の対策が上手くいき、合格する生徒は、「志」があり、活動実績もある。

「志」や将来の志望は、いきなり高3になってパッと定まるものではないし、少しずつ醸成されていくものだ。したがって、潜龍舎では高校1,2年生から少しずつ、大学進学より先の自身の将来のあり方について考えるようにというキャリア指導を行い、セミナーやワークショップも行っている。

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主だった活動実績がないという高校3年生の9割に当てはまる特徴は、「志」や将来の志望が定まっていないということである。「○○を学びたいから/××に興味があるから、大学に行きたい」、おおよそみんなこのようにのたまう。学びたいから、興味があるからでは、大学は入れてはくれない。「志無き者は、去れ」、これが総合型選抜・学校推薦型選抜の基本だ。志があれば、人は自然と動く。動いていないのは、活動実績がないのは、志や将来の志望がないからだ。

 

活動実績がないと相談する受験生の本質的な問題は、活動実績がないことではなく、「志」や将来の志望がないことだ。志がなければ、行動につながらないし、志望理由書も当然書けない。まずは、自分の「志」を定めることからすべてが始まる。

 

高校1,2年生のみなさん、高3になって、活動実績がなく、総合型選抜・学校推薦型選抜を(受けたくても)受けられない、あるいは活動実績がなくて不合格になるという事態にならないように、少しずつ、自分の「志」や将来の志望について考えていきましょう。そして、実際に自分の興味・関心にしたがって、学校や家庭の外に出て行動してみましょう。大人に交じって何かをする経験を得ましょう。仮にも大学受験を考えているならば、何も考えずに部活動にオールイン、部活動で青春しているだけではダメです。どうか、少しずつ自分の「志」について考えていきましょう。潜龍舎ではいつでもセミナーや個別ご相談のご依頼をお受けしております。

 

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